先日リリースされた「iOS12」の目玉機能といっても過言ではない「ショートカット」アプリはもう使ってみましたか?
カスタマイズ性がとても高く、また、今後の進化にも注目が集まっています。
今回は「iOS12のショートカットアプリ」の概要を調べてまとめました。
ショートカットのポイント
- ショートカットは「操作内容」をあらかじめ登録して、音声入力やボタンで呼び出せるようにした機能
- 専用の「ショートカットアプリ」でオリジナル音声入力の作成が可能に
- 応用とアイデア次第で面倒なiPhone操作も簡単になる
ショートカットはiPhone操作の拡張版
ショートカットボタンや、Siriの音声入力を登録するだけで、iPhoneそのものに触らずいろいろな操作ができる、という「ショートカット機能」がiOS12で進化しました。
Siriだけでもなんでもできるようになるのです。
組み合わせはとても多く、アイデア次第でそんなことまでできるの?と驚くようなことまでできます。
オリジナルの音声入力がアプリで簡単作成
iPhoneのいろいろな機能と連携するための「ショートカット」アプリで、音声入力をオリジナルで作れるようになりました。
手順としては、まずAppStoreから「ショートカット」アプリをダウンロードして使います。
ダウンロードは無料です。
探し方は「App Store」で「Siriショートカット」と検索すると一番上にでてきます。(2018/9月現在)
ショートカットでできること
- いつもやっている一連の操作を短縮してひとつのボタン(ホーム画面)に配置できる
- ウィジェットにショートカットボタンを配置できる
- Siriの音声入力で呼び出し、実行できる
ようは、いろんな操作をひとまとめに「パック」したものを登録しておくと、主に3種の呼び出しがいつでもできるようになります。
その「パック」された内容の呼び出し方は3つあります。
- ホーム画面にボタンとして配置する
- ウィジェットにボタンを設置する
- Siriで音声入力する
ショートカットは基本的に、SNSと連携するもの、iPhoneウィジェットからショートカットで使うもの、他のアプリ内でのショートカットとして使うもの、音楽を聴くための操作関連、などがあります。
共有・SNS | 位置情報などを取得して他の操作にまわせたり、Twitterのリストを開いたりする |
ウィジェット | 特定の人にすぐ電話をかけたり、リマインダー、タイマーの操作ができたり、家までの経路、ガソリンスタンドや喫茶店までの距離計測、ウェブサイトのURLやRSS・APIの取得など |
他のアプリ | Javascript(プログラム言語)と組み合わせや、Safariで開いたページを音声読み上げ、PDF化、検索、ソース表示など。また、PocketやBear、iBOOKなど他のアプリへ向かって共有できる |
音楽 | 対応する音楽アプリの再生、演奏停止、シャッフル再生、アーティストやプレイリスト表示、ラジオなど、音楽ミュージックプレイヤーに関する操作ができる。 |
こういった操作はけっこう複雑ですが、プログラムの知識がある人や、これからプログラミングが必修になっていくこどもたちにとっては使い勝手がよくなる機能かもしれませんね。
アイデア次第で面倒なiPhone操作も簡単に
ショートカットの応用と、いろいろなアプリの「ショートカット対応」版の開発、そしてなによりも、iPhoneを使うアイデア次第で面倒なiPhone操作も簡単にまとめられるようになる。
ぜひ革新的なショートカットを考えてみよう。
まとめ
- ショートカットは「操作内容」をあらかじめ登録して、音声入力やボタンで呼び出せるようにした機能
- 専用の「ショートカットアプリ」でオリジナル音声入力の作成が可能に
- 応用とアイデア次第で面倒なiPhone操作も簡単になる