キャッシュレスが進む中、注目が集まっているのがiPhoneアプリ「pring(プリン)」。
今回はこの「pring(プリン)」を使い始める方法を調べてまとめました。
要約ポイント
- pring(プリン)は個人間送金サービス
- お金を送る、もらう、お店で払う、チャージする、銀行口座に戻す、の5つが簡単にできる
- QRコードで簡単に決済可能
個人間送金のpring(プリン)
「個人間送金(こじんかんそうきん)」のpring(プリン)とはどういうものなのでしょうか?
「電子マネーとどう違うの?」
「お店で使えるの?」
気になるところだと思います。
pring(プリン)のすごいところは、送金にかかる手数料や現金化するときの手数料が0円のところです。
通常の電子マネーなどは、現金化するのに手数料がそれこそ小数点でも数%かかるケースが多いです。
その手数料がいわゆる「システム利用料金」として「売上になる」ためです。
pring(プリン)は、アプリにチャージできる最小金額こそ500円からになるのですが、友達や他人に送金するときは1円単位で行うことができます。
そのへんの電子マネーやモバイル決済とは一味違うサービスですね。
コンビニなどでお支払いも可能
もちろん「pring(プリン)」はお買い物もできます。
プリンは「お支払する側」は手数料がかからないかわりに、お店側に「0.95%」というとても低い決済手数料がかかります。
1,000円の決済に対して9.5円という計算になります。これはクレジットカード決済時など他の手段よりも格安になりますので、お店側としては嬉しいですよね。
残念ながら2019年1月現在加盟店(使えるお店のこと)のリストは公表されていません。
ですがタクシー会社や飲食店などにとって手数料が格安なので導入が増えることが予想されています。
注意点:対応銀行がないとすぐ利用できない
pring(プリン)は対応している銀行口座がないと利用できません。
本人確認に「銀行口座の登録」か「本人確認申請(書類)」のどちらかを採用しているためです。
お金に関するサービスは確認手続きが厳重な方が安心できますよね。
プリン(Pring)対応銀行口座
利用できる銀行口座は随時拡大準備中ですが、みずほ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、福岡銀行、西日本シティ銀行、近畿大阪銀行、東邦銀行、北九州銀行の銀行が利用できます。
口座を持っていない場合は、新たにどれかの銀行口座を開設する必要があります。
ネットやスマホアプリから簡単に銀行口座の開設を申し込むことができ、数週間でキャッシュカードや口座情報が手元に届くかたちになります。
Pringの本人確認申請(書類)
また、利用可能な銀行口座がなくてもプリン(Pring)の使用をスタートできるように「本人確認書類」でも確認可能です。
プリン(Pring)の画面上で書類の取り寄せを行い、審査が通れば、銀行を登録しなくてもプリン(Pring)を使い始めることができます。
プリン(Pring)って安心できるの?
こんなに手軽にお金を扱うことができるプリン(Pring)ですが、昨年仮想通貨の会社などでとても問題になったのも記憶に新しいですよね。
お金が入っている銀行口座の登録が必要なので、そもそもプリン(Pring)って会社やサービスは安心できるのか?不安だと思います。
テクノロジーでお金と経済のあり方を変えるというビジョンをもった「メタップス」という会社が親会社になっており、
日本の大手一流商社の伊藤忠やニチガス、ファミマから資金を得ているので、とても信頼ができる会社だと思います。
2台以上のiPhoneやスマホで同時ログインはできない
最近は仕事やプライベートなど、iPhoneやスマホを複数台もっていて、使い分けるひとがいらっしゃいます。
しかし、プリン(Pring)は詐欺や不正使用などを防ぐために2台目移行の端末でログインすることができないようになっています。
ログイン情報が外部・他人にバレた時、スマホを紛失してしまった時など、勝手にプリン(Pring)を利用され、お金を他人に送金してしまったりするということがなくなります。
1つの口座を複数のプリン(Pring)アカウントに登録できない
銀行口座も、サークルや個人などによって何人かが管理する銀行口座がある場合があります。
ですが「ひとつの口座」に紐付けることができるプリン(Pring)のアカウントはひとつまでになります。
そのためひとつの銀行口座を他人のプリン(Pring)アカウントと共有ができません。
プリン(pring) – 送受金アプリ
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まとめ
- pring(プリン)は個人間送金サービス
- お金を送る、もらう、お店で払う、チャージする、銀行口座に戻す、の5つが簡単にできる
- QRコードで簡単に決済可能
お店が対応がないのですが、アプリのデザインやYouTubeチャンネルがとても力が入っています。
今後に期待ですね!ぜひプリン(Pring)のアカウント登録だけでも済ませておきましょう。