顧客対応やアフターフォローに最適な「LINE公式アカウント」でですが、せっかくコミュニケーションがとれるお客さんと接しているのに、普段使ってるオリジナルスタンプを使えるといいな!ってときありますよね。
実は基本的に「LINE公式アカウント」ではオリジナルスタンプが使えません。ですが、LINEアカウントを連携することで使うことができます。この記事では「LINE公式アカウントで普段使ってるオリジナルスタンプを使う方法」をご紹介します。
LINEアカウントの運用についてご相談などがあればお気軽に山本のLINEを追加してください。
要約ポイント
- LINE公式アカウントを作る時に自分のLINEアカウントベースで作成する
- もしビジネスアカウントから作成していたらLINEで新規作成し、アカウント権限を追加
- LINE公式アカウントで自分のスタンプを使えるのはクリエイターズスタンプのみ
LINE公式アカウントで自分のスタンプを使いたい
LINE公式アカウントで通常売られているようなスタンプを使うには、LINEスタンプを購入したアカウントで「LINE公式アカウント」を作る必要があります。LINE公式アカウントがスタンプを独自に購入というのはできないんですよね。今後できるようになったらラクですが。
LINEビジネスIDを作成する時に「自分のLINEアカウントベースで作成する」のが正解です。
以降にいろいろ情報をまとめていきます。
LINE公式アカウント消えない?
LINE公式アカウントが消えちゃうんじゃないの?って不安になると思いますが安心してください。まずLINE公式アカウントの仕組みを理解すると、安心すると思います。
まず、LINEビジネスIDとLINE公式アカウントの違い・仕組みを解説します。
LINEビジネスIDとLINE公式アカウントの違い
LINEビジネスIDとLINE公式アカウントの違いを説明します。
LINEビジネスIDとはざっくりいうと、LINE公式アカウントを管理する箱。LINE公式アカウントというのはその箱の中にいれるフィギュア人形というイメージです。
LINEビジネスIDは公式アカウントを管理する箱
LINEビジネスIDはメールアドレスか、LINEアカウントか2種類の作り方ができます。LINEビジネスIDの名前がそのままLINE公式アカウントで使われるわけではありませんので注意しましょう。
あくまでLINEビジネスIDは公式アカウントを管理する箱を作るだけで、まだ公式アカウントはひとつもはいっていません。この箱をLINEスタンプを購入した自分のLINEアカウントで作れば、元のLINEアカウントで使っているLINEスタンプを「公式でのやりとり」でも使うことができるようになります。
LINE公式アカウントは箱にいれる人形
そしていよいよLINE公式アカウントを作っていきます。このLINE公式アカウントはあくまで箱にいれた人形の立ち位置ですよね。最大100まで作れます。上の画像はつまり、LINEビジネスIDを作って、ひとつ公式アカウントがある状態です。
そしてアカウントを3つ運用するとこうなります。
LINEビジネスIDをメールアドレスで作ると購入スタンプが使えない
ここで問題がでてくるひとがいますね。LINEビジネスIDをメールアドレスで作ると購入スタンプが使えないということです。
あとから連携しても使えない場合があるので、最初からLINEビジネスIDを普段使っているLINEアカウントで作成したらいいのですが、メールアドレスでビジネスIDを作成し、「公式アカウント(人形)」を運用していて友だちがたくさんいて、そして、LINEスタンプも使えるようにしたいというケースが多いと思います。
その場合の対策をお伝えします。
LINE公式アカウント(人形)は複数の箱に同時に存在できる
LINE公式アカウント(人形)は複数の箱に同時に存在できるため、まず「使いたいスタンプ」を購入しているLINEアカウントで、LINEビジネスID(箱)を新しく作ります。
上記の画像はLINEアカウントから箱だけ新しくつくった場合ですね。
ここにLINEアカウントの権限を追加して、LINEスタンプを使えるLINEビジネスIDの箱でも公式アカウントを使えるように権限追加しましょう。
権限追加をするとどういうことかというと、左の箱のLINEビジネスIDでも、右の箱のLINEビジネスIDでも、同じ公式LINEアカウントのチャットややりとりができるように共有するということなんですよね。
つまり削除したり作り直したり友だちゼロからやり直し、といったことをしなくていいということです。
LINE公式アカウントの権限追加方法
LINE公式アカウントの権限追加方法は、PCでLINE公式アカウントログインを行い、右上にある設定メニューにすすみます。
設定のメニューのなかから「権限管理」を選びましょう。
権限管理とはこの公式アカウントを使える人を増やせるメニューです。
権限管理には「この公式アカウントを使えるようになっているビジネスID一覧」が表示されます。複数人で、店舗のLINE公式アカウントを管理していたりする場合はここで確認できますね。
メンバーを追加ボタンをおすとURLを発行することができます。このURLを「LINEスタンプを使えるLINEビジネスID」でログインしているスマホでひらきます。
これで
両方の箱に同じLINEアカウントが存在し、しかもLINEで購入したスタンプが使えるようになります。
わからなければご相談おうけしております。どうぞよろしくお願いします!
注意点
「LINE公式アカウントで普段使ってるオリジナルスタンプを使う方法」には、2つの注意点があります。
- LINEスタンプは一斉送信に利用する事ができない
- クリエイターズスタンプしか使えない
LINEスタンプは一斉送信に利用する事ができないです。一斉にメッセージに使うことができないというだけで1:1のチャットなら使えるので問題ないですね。
またクリエイターズスタンプしか使えないというのは少し自由度が低いですね。
まあ競合のスタンプも使えちゃうと難しい問題になるので自社の販促用のスタンプをオリジナルで販売して顧客とのコミュニケーションに活用するのがいいと思います。
まとめ
- LINE公式アカウントを作る時に自分のLINEアカウントベースで作成する
- もしビジネスアカウントから作成していたらLINEで新規作成し、アカウント権限を追加
- LINE公式アカウントで自分のスタンプを使えるのはクリエイターズスタンプのみ