iOS14 になって重宝する機能「Appライブラリ」ですが、この「Appライブラリ」のアプリの並び替えや編集はできるのかな?と思ったことはありますか。
「Appライブラリ」で微妙に毎回フォルダが違ってくるので固定したいと思いますよね。
好きなカテゴリでまとめたフォルダを新規で追加したり、フォルダの色や名前を変更したりできるのでしょうか?
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Appライブラリ(iOS14)をフル活用する使い方テクニック情報まとめ
「iOS14」でホーム画面に新しく追加された「Appライブラリ」。この「Appライブラリ」は動作を覚 …
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要約ポイント
- 「Appライブラリ」のアプリは移動や編集などのカスタマイズはできない(2021年11月現在)
- 「Appライブラリ」のかわりにホーム画面が自在にカスタマイズができるので棲み分け編集ができる
- 「Appライブラリ」の動作・挙動を覚えると起動したいアプリをスムーズに呼び出せるようになります
Appライブラリは固定された機能
「Appライブラリ」はiPhone本体に入っているアプリをすべて利用度に応じて取り出しやすいように整頓して見せる機能になります。
そのため、
- 「Appライブラリ」の好きな場所にアプリを配置・追加・削除
- 「Appライブラリ」のフォルダ分けを自由に変更
- 「Appライブラリ」にガジェットを配置
といったことはできません。(2020年11月現在)
その代わり、よく使うアプリの計測により「頻度の高いアプリ」「最近追加したアプリ」を一番上に表示して、起動しやすくしてあります。
ここも手動で変更はできません。
そのため「Appライブラリ」は人の手で編集する場所というよりはiPhone本体の秘書機能(iPhoneがマネージングして提案)といえるかもしれません。今これ必要ですよね?っていう感じですね。
カスタマイズできるホーム画面・できないAppライブラリ
「Appライブラリ」を編集できないものにしたのには理由があるはずです。
たとえば、ホーム画面のカスタマイズでできることがこのiOS14 から増えましたよね。
拡張されたWidget機能をホーム画面に配置することができるようになったおかげで、アプリを開かなくてもOKなケースが増えました。
たとえばPayPayは電子マネー残高が表示されるウィジェットにより、アプリを起動しなくても買い物ができるか判断できますし、バッテリー残量もウィジェットでチェックできます。
こういったカスタマイズ性が高い部分を増やしつつ、動かせないiPhone独自の秘書機能として「Appライブラリ」が存在しているかたちです。
使い方
そのため、この「Appライブラリ」の登場によってホーム画面からアプリを非表示にすることもできるようになりました。
すべてのアプリは「Appライブラリ」で表示できるので、ホーム画面には本当にホーム画面にないと困るものだけにすることができるようになったというわけですね。
たとえば、先程のPayPayのウィジェットをつかうのであればホーム画面の目立つところにPayPayアプリを置いておく必要はありません。
ホーム画面から非表示にしてスッキリしましょう。
アプリを長押しし、「APPを削除」を選択すると、完全に削除(端末からアンインストール)か、「ホーム画面から取り除く」というかたちでアプリアイコンを非表示にだけして「Appライブラリ」に保持する方法が選択できます。
「Appライブラリ」はすべてのアプリがリストされているので、もし間違えて非表示にしてしまったり、やはり取り除いたアプリをホーム画面に戻したい!というときには、「Appライブラリ」から復活させましょう。
非表示にしたアプリをホーム画面に戻す
非表示にしたアプリを「Appライブラリ」からホーム画面に戻したい場合は、まず該当のアプリを「Appライブラリ」に呼び出します。
次に「アイコン」をタップしたままホーム画面までスワイプします。すると「Appライブラリ」にあった非表示アプリがそのままホーム画面に持ってこれます。
iPadOS 15でも搭載
2021年9月のiOS15アップデートのタイミングでリリースされた「iPadOS 15」でも、この「Appライブラリ」機能が追加されました。
iPadはiPhoneと違っていろいろなアプリを入れてしまいがちになりますので、整頓してくれる「Appライブラリ」機能は重宝しますね。
まとめ
- 「Appライブラリ」のアプリは移動や編集などはできない(2020年11月現在)
- 「Appライブラリ」のかわりにホーム画面が自在にカスタマイズができるので棲み分け
- 「Appライブラリ」の動作・挙動を覚えると起動したいアプリをスムーズに呼び出せるようになります