友達や同じ趣味同士が集まってやりとりをする「LINEグループ」。
この「LINEグループ」から自主的に抜けたり、退会した人・退会させた人は「なにかしら問題を起こした人」が多かったりしますよね。
事情があって「LINEグループを強制退会(辞めさせる)」という措置をとることもあります。
そして、困るのがその後のこと。
実は「LINEグループから抜けた・退会した人にそのままLINEグループの情報を見せない」ことができます。この「LINEグループ」の裏ワザをまとめました。
要約ポイント
- 「LINEグループ」を抜けた人にそのままの情報を見せないようにする方法・裏ワザがある
- グループ退会・削除をしたメンバーは書き込めなくなるだけでトーク履歴は残る
- 履歴が原因でトラブルや問題が発生する可能性があるので、履歴も見せないように「LINEグループ」の裏ワザを使って対処する
LINEグループで発生するトラブル
「LINEグループ」は気軽に複数人でチャットや通話(グループ通話)ができる便利な機能です。
グループチャット、グルチャ、など、いろいろな呼ばれ方もしています。
時に「LINEグループ」で同じクラスのメンバーの講義情報の共有や、趣味の合う友人が集まったり、地域で仲間を作ったりする目的で使うこともありますね。
しかし、人が集まる場所というのは少なからずトラブルも発生するものです。
「LINEグループ」のようなコミュニティでは、メンバーがトラブルを起こしたり、他人に迷惑をかける問題児みたいな人って必ず出てくるためです。
そんな時、そういう人をトラブルの解決策として「退会(=グループチャットを抜けさせること)」しますよね。
グルチャ退会者の問題点とは
「LINEグループ」の仕様として、現時点(2019年3月)ではメンバーを「退会」させたあとでも、その退会させられたメンバーは「LINEグループ」の過去の履歴やメンバーの情報にアクセスができちゃうのです。
退会になるまでのトーク履歴は見れる(悪用できる)ということですね。
簡単にまとめると以下の情報にアクセスができます。
- LINEグループで共有したメンバーの住所や本名などの文字情報
- 共有した顔写真、住んでいる家の写真などプライベート情報
- LINEグループのメンバー一覧や過去のトーク履歴からメンバーに連絡がとれる状態
削除された人(=問題があって退会させた人)は、削除されたあと「このチャットはありません」という表示になりますが、トークの履歴は自分が削除される時点の情報まで見ることができるのです。
これはとても怖い話ですよね。
既存のメンバーにとって怖い情報
もしかしたらその「退会させた人」が勝手にインターネット上に書き込むかもしれません。
プロフィールの顔写真や、本名の情報をコピーやスクリーンショットで撮影して、別のLINEグループに流したり、ツイッターなど公開された場所に転載するかもしれません。
既存のメンバーにとって流出されると怖いと感じる情報も、いつのまにか「LINEグループ」でシェアしてしまっていませんか?
どれだけ気をつけても「安心なトーク場所」だと思っている「LINEグループ」で外で流出されたくない情報もチャットに書いてしまうものですよね。
この「LINEグループ」を抜けた人にそのままグループの情報や過去の履歴を見せないようにする方法・裏ワザがあります。
LINEグループの履歴や情報を見せなくする方法
「LINEグループ」の履歴や情報を見せなくする方法は、退会させた人を再度、同じ「LINEグループ」に招待をして、招待解除を行うことです。
この記事の方法は、この方法を使う人の友達リストに「問題がある人」がいないとできません
詳しく解説します。
対処の手順
- 問題がある退会者(仮にTさんとします)をグループから削除
- 問題がある退会者Tさんを再度グループに招待
- 招待メンバー一覧画面からTさんの招待を解除
- 完了
対処の手順を詳しく解説します。
問題がある退会者をグループから削除
問題がある退会者を「LINEグループ」から削除します。
画面上部にある「グループ名をタップ」→「メンバーのアイコンが表示されるので右端の矢印をタップ」→「メンバー一覧画面」→退会させるメンバーをスライドする→「削除」ボタンが表示されます。
退会させたいメンバーを「メンバー一覧画面」でスライドすると、削除ボタンが表示されます。
この削除を押すと、相手には「このチャットは存在しません」と表示されるようになります。
この時点ではまだ「抜けた人もLINEグループの過去内容・写真・メンバーなど」にアクセスできる状態です。
問題がある退会者を再度グループに招待
続いて「問題がある退会者を再度グループに招待」します。
招待は「LINEグループ」の右上のメニューボタンからできます。
「招待」を選んで「友達リスト」から「問題がある退会者」を再度招待します。
「友達」にいないとこの記事の方法で相手の履歴を消すことはできません。
強制退会した人が、友達リストにいることがこの方法のキモなのです。
招待メンバー一覧画面から招待を解除
「招待」をするとすぐに、メンバー一覧画面に「招待中の人」のリストとして表示されます。
招待しているメンバーから再度削除します。
これで完了です。
該当の人の「LINE画面から、LINEグループ(グルチャ)の履歴」が再度なにもない情報が上書きされ(招待時は一旦クリアされるため)、なにも見えない状態になります。
これで既存の「LINEグループ」のプライバシーが守られるのです。
まとめ
- 「LINEグループ」を抜けた人にそのままの情報を見せないようにする方法・裏ワザがある
- グループ退会・削除をしたメンバーは書き込めなくなるだけでトーク履歴は残る
- 履歴が原因でトラブルや問題が発生する可能性があるので、履歴も見せないように「LINEグループ」の裏ワザを使って対処する