2021年はカメラロールの保存・バックアップ先に悩みそうな年になりそうですね。
それはなんとGoogleフォトの高画質アップロードと、無制限の保存が2021年6月1日に終了することがきまっています。
それに合わせて、われわれは変わりになる次のストレージ場所を考えないといけませんね。
グーグルフォトから移動する人を狙って少しサービスを各社変えてくる可能性はありますが、今度こそリアル外付けHDDか、それともDropboxなどの別のストレージサービスに移行するか、メリットデメリットを考えました。
要約ポイント
- 写真データの保存は人類の永遠の課題のひとつ・思い出・仕事の資料・作品画像など
- ネットに保存なら:オンラインストレージサービスに保存!有料?無料?
- 物理的に手元に保存なら:物理ストレージの外付けHDD・SSDを購入
- 有料のサービスは結局ずっと契約してしまうので、月額ではなく年額とストレージで比較しよう
写真の保存は永遠のテーマ
「写真の保存」は人類の永遠の課題のひとつ・子供や恋人との思い出、クラスメートとの旅行やイベント、ビジネス、仕事の資料・作品画像など人類は「写真の保存」という行為から離れて生きていけない所まで来てしまっています。
比較のポイント
- デバイスを選ばない
- 使っている容量とあわせていける
- 年額コストで調べる
- 保障のあるオンライン、保障のない物理ディスク
- 手元にないオンライン、手元にあるオフライン
- データの引っ越しは面倒
メリット・デメリット
「写真の保存」でメリット・デメリットを考える時、データを消えないように管理してくれる「オンラインストレージ」は安心です。
ですが反面、有料である事が多い・サーバーがダウンしてしまうとファイルがみつけられないケースもありそうです。
メリット
オンラインストレージサービスのメリットはどんなデバイスからも見られること、端末を壊しても別の端末からログインしたら無事に写真がみられることです。
デメリット
月額で料金がかかることが多いです。もしくは有料プランにしないとどこかで容量がたりなくなります。
要はコスパを考えながら検討しないといけません。
また、オンラインストレージ同士のデータの引っ越しをしようとすると大掛かりになり、面倒なので、将来的に手間が増えるサービスはさけたいところ。
今回でいうと、6月で無制限が終わるグーグルフォトに移行することだろう。6月にはみだしたぶんはどうなる扱いかはわからないが、大切な写真を縮小したサービスに置いて置けるほど余裕はありませんね。
写真をクラウド・ネットに保存する
- アマゾンフォト(Amazon Photos)Amazon
- ドロップボックス(Dropbox)ドロップボックス
- アイクラウド(iCloud Drive)Apple
- ワンドライブ(OneDrive)マイクロソフト
- シュガーシンク(Sugarsync)
- グーグルフォト(GooglePhoto)の有料を利用
写真を保存することを考える内容ですが、比較は主に値段とストレージ容量を元に行っています。
コスパは1年単位で統一しています。
アマゾンフォト(Amazon Photos)Amazon
Googleフォトと同様、無制限フォトサービスといえば「アマゾンフォト(Amazon Photos)」ですね。
ただし、「アマゾンフォト(Amazon Photos)」はAmazonプライム会員であることが条件になってきます。
メモ
Amazonプライム会員は動画見放題や、音楽聴き放題などもついたサブスクで、年間プラン4,900円(税込)または月間プラン500円(税込)です
プライム会員のおまけ機能と考えると、追加料金タダで使える状態なのでいいかもしれません。
アマゾンプライムから抜けられなくなりますが、グーグル同様、世界的企業なので簡単に倒産したりはしないからその点は安心ですね。
アマゾンプライムにはいろいろな特典があり、そのひとつ、なので、お得感はあります。
ただ、デメリットとして、動画は無制限データ容量に入りません。
動画データも一緒に保存するとなると、上位のストレージプランを契約しないと保存できないので注意しましょう。
ストレージ | 年額 |
100GB | 2490 |
1TB | 13800 |
2TB | 27600 |
3TB | 41400 |
4TB | 55200 |
5TB | 69000 |
ということを考えると、プライム会員(年間プラン4,900円/年間)とは別に写真・動画の保存先に100GB(2490円/年間)か、1TB(13800円/年間)と考えると少し抵抗があるかもしれませんね。
年々増えていく写真データが安心して保存できると考えると、安いのかもしれませません。
Amazon Photos
AMZN Mobile LLC無料posted withアプリーチ
ドロップボックス(Dropbox)ドロップボックス
オンラインストレージの老舗で専門店「ドロップボックス(Dropbox)」。
安定・安心・最速で使えます。AmazonやGoogleと違ってオンラインストレージが主な会社なので、なくなることはほぼないでしょう。
- 2GB:無料プラン
- 2TB=2000GB:月額1,200円(年間:14400円)
- 2TB=2000GB・6人までOKのファミリープラン:月額2,000円(年間:24000円)
家族で共用で使うのならファミリープランがいいですね。家計のなかにいれてもいいかもしれません。
2TB(年間:14400円)が1番使いやすいでしょう。この2TBプランが1番の推しです。
↓こちらのリンクはDropbox紹介コードになります。こちらから申し込みをした場合「 500 MB の追加ボーナス容量」がもらえます。
外部:Dropbox公式
他のサービスの2TB(テラバイト)プラン
- Dropbox:2TB 年額14400円
- Amazonフォト:2TB 年額27600円
- iCloud:2TB 年額14400円
- Googleフォト:2TB 年額13,000円
なので先に他のサービスの2TB(テラバイト)プランの比較をすると、DropboxとiCloudが同額ですね。
アイクラウド(iCloud Drive)Apple
iPhone使いなら避けては通れない「アイクラウド(iCloud Drive)」。
- 5GB:無料プラン
- 200GB:月額400円(年額4800円)
- 2TB=2000GB:月額1,200円(年額14400円)
- 2TB=2000GB・6人までOK:月額2,000円(年額24000円)
iPhoneのバックアップにもなること、iPadやMACとも相性がいいので、Apple製品を主に使う人なら写真の保存先として「アイクラウド(iCloud)」はとてもおすすめできます。
AppleONE(アップルワン)
Appleには2020年から始まったサブスクのAppleONE(アップルワン)で「50GB」が追加で使えます。
ゲーム、動画、音楽が聴き放題になるもので、Amazonプライムみたいな契約ですね。
iCloudの契約はどうなるかというと、現状のプランに上乗せされるかたちなので、200GBプランで月400円、AppleONE(アップルワン)で月1100円にして、250GBの容量のなかでやりくりしていくというのもありかもしれませんね。
外部:AppleOne公式
ワンドライブ(OneDrive)マイクロソフト
マイクロソフトのオンラインストレージ「ワンドライブ(OneDrive)」も人気です。
- 5GB:無料ストレージのみ
- 100GB:224円/月→2688円/年額
- 1TB (1000 GB):12,984円/年額
1TBのプランは「Microsoft 365 Personal」のサブスクの中に入っています。
そのため、「Microsoft 365 Personal」の契約をするとWORDやEXCEL、パワーポイントなどがついてきます。
「Microsoft 365 Personal」をもうすでに契約している人にとって、今後仕事などでワードなどを使わなくなることはないと考えるとこれで足りるかもしれませんね。
Microsoft OneDrive
Microsoft Corporation無料posted withアプリーチ
シュガーシンク(Sugarsync)
「シュガーシンク(Sugarsync)」もDropboxと同様、老舗のオンラインストレージ会社。
こちらもとても性能のいいサービスです。無料版はずいぶん前に終了しており、有料でしかサービスがありませんが、実際に使ってみるととても快適なサービスです。
- 100GB:750円/月(9000円/年額)
- 250GB:1000円/月(12000円/年額)
- 500GB :1900円/月(22800円/年額)
日本語でもサービスしています。
SugarSync
SugarSync, Inc.無料posted withアプリーチ
Google oneで使い続ける
いろいろオンラインストレージサービスはあるけれど、やっぱり引っ越し作業が面倒なのでGoogleのままがいい!
という人もいると思います。どうせお金を出すなら引っ越しにかかる手間を考えなくて済むようにGoogleの有料サービスを使いたい!
ということですね。
実はGoogleでそのまま使うとこちらの料金プランになります。
- 100GB:2,500円/年額
- 200GB:3,800円/年額
- 2TB:13,000円/年額
あれ?!
あれれれ?!
さっきの2TBだけのプラン比較をもう一度見てみましょう。
- Dropbox:2TB 年額14400円
- Amazonフォト:2TB 年額27600円
- iCloud:2TB 年額14400円
- Googleフォト:2TB 年額13,000円
Google最安じゃないですか。
しかしこれは今の段階の話。きっとまたGoogleはサービスの棚卸しを行ってくるに違いありません。
ストレージ共用のデータはこちら。
Googleドキュメント、Googleスプレッドシート、Googleスライド、Googleフォト、Googleフォーム、GoogleデジタルホワイトボードのJamboardを含めたすべてのファイルが15GBの容量にカウントされるかたち。
そのため、Googleフォトを使い続けるなら2TBのプランにしておけばほぼ無制限で同様に使えるでしょう。
グーグルフォトの終了とともに思い出は消しちゃう?
それとも「グーグルフォト」の終了をきっかけに写真やデータの保存をガッツリ削り、できるだけデータは消してしまう方向にすすむという選択肢もありますね。
恋人と別れたら恋人と撮った写真はすべて綺麗サッパリ消してしまう人も多いでしょう。
まとめ
- 写真データの保存は人類の永遠の課題のひとつ・思い出・仕事の資料・作品画像など
- ネットに保存なら:オンラインストレージサービスに保存!有料?無料?
- 物理的に手元に保存なら:物理ストレージの外付けHDD・SSDを購入
- 有料のサービスは結局ずっと契約してしまうので、月額ではなく年額とストレージで比較しよう