2018年に発売される予定の新作iPhoneの詳細がまた公開された?という。
それは「デュアルSIM」とのこと。
どんな技術なのか?iPhone 9のデュアルSIMについて調べてまとめています。
この記事にはAppleの発表前の不確かな情報も含まれているので情報元で真偽を確認してください。
デュアルSIMのポイント
- iPhone X PlusはSIMの入るスロットが2枚ぶん搭載される「デュアルSIM」
- 対応は6.1インチLCDモデルのiPhone9?
- SIMが二枚入れられるとなにがいいのかというと、キャリアの電話を契約しながらネット通信は格安SIMで使える
- キャリアから離れられない人が、費用を抑えてiPhoneを使える
- 中国市場だけのためのモデルの可能性
※デュアルSIMに関した情報ソースは、郭明錤(ミンチー・クオ)より。
デュアルSIMとは
パソコンの仕様で、デュアルコアプロセッサというのを聞いたことはないだろうか。
デュアルコアプロセッサの場合は2つのCPUを搭載しているというマシンになる。
同じく「デュアルSIM」とはSIMが2枚搭載されるモデルということだ。
番号が複数持つことが可能になる。
DSDS仕様と費用
iPhoneXplusは、DSDS仕様になるという。
デュアルSIMデュアルスタンバイの略で、デュアルSIM対応のこと。
2018年に他社ではデュアルSIM(DSDS)のスマートフォンは多く発売されており、「Huawei Mate10 Pro」や「ASUS Zenfone 4 Pro」などがハイエンドモデルになっている。
DSDSのスマートフォンは、高いもので5・6・7万円代なので、もしかしたらiPhoneXのときのようにXplusも高額になることが予想される。(低価格モデルもあるが、iPhoneXが10万以上のモデルなので10万円を切ることは考えにくい)
デュアルSIMのメリット
SIMが二枚入れられるとなにがいいのかというと、ドコモやauなどの「キャリアの電話を契約しつつ」ネット通信は「格安SIM」で使えるところだ。
キャリア(音声通話)に契約し続けるメリットというのは、電話が安定していたり、サービスが手厚かったりする部分。
一方、格安SIMの良さは、ネットの通信費用が安くなる部分だ。
デュアルSIMはまさにいいとこ取りができるよう考えられたシステムなのである。
キャリアから離れられない人が、費用を抑えてiPhoneを使えるというのは嬉しいことで、これによりもしかしたらAndroidからシフトするひとが増えるかもしれない。
また、他の用途として、海外へ旅行した時に現地の法律で使えるSIMを入れることができたり、2枚の電話番号で着信できるという点も上げられる。
デメリット
iPhone X PlusのデュアルSIMのデメリットとしては、契約が複雑になる、複数会社とケイタイの契約をすることでお金の支払いや管理が面倒になる可能性があることが考えられる。
総額が安くなったとしても、手間が増えるとどっこいどっこいなままなのかもしれない。
デュアルSIMは中国市場のみの可能性
じつはデュアルSIM搭載の次期iPhoneは、中国市場のみで流通するモデルの可能性がでてきました。
これは製造番号やリークされた不確定な情報を集めて予測されたことなのですが、Appleの正規SIMが使えない地域があり、その地域のためのSIMスロットなのではないか?ということです。
技術的になにかを搭載するときは、課題を解決するためのものと考えるのが普通です。我々が知っているAppleという会社は、意味もなく機能を足したりしません。
そのためデュアルSIMは中国市場のみで流通される可能性がでてきたのです。
まとめ
- デュアルSIMとはSIMが二枚入れられる
- au、ドコモ、Softbankなどのキャリアで音声通話しつつ、格安SIMでネットするといういいとこ取りができる
- デメリットは契約や支払いが複雑になる可能性
- かしこく使って安く抑えよう
- 海外へ旅行した時に現地の法律で使えるSIMを入れることも可能
- 2枚の電話番号で着信できる
- デュアルSIMは中国市場のみの可能性
デュアルSIMは中国市場のみの可能性という速報はものすごく技術者の間で話題になりました。
他のAndroidスマホだとできることがiPhoneでは後回しかそれ以下にされてきたのです。それは期待しますよね。