iPhoneは近年とても高く、高級品と言われることも多いですが、それは製品の寿命の長さでもあります。
実際にApple製品はどれも寿命が長いことで知られ、型が落ちたiPhoneやiPadでも、まだいくつも前のモデルが店頭に並んでいたり、売れていたりします。
iPhoneの寿命はどのくらいなのでしょうか?
この「iPhone寿命」を知ることで、最新版のiPhoneではなくてもコスパが良い機種変更・買い替えを行うことができますよね。
要約ポイント
- 「iPhoneそれぞれの寿命」は何年なの?発売から5年・バッテリーは3年
- 最大5年なら2020年にはiPhone6SやSE、iPhone7は買い替えタイミング
- 機種変更の方法は格安SIM・MNP・オンラインショップなど複数ある
結論:それぞれのiPhoneの寿命は
iPhoneの寿命はOSの視点だと発売から5年、バッテリーなど消耗品の観点から見ると利用開始から約3年となります。
この年数はアップルが公式に公表しているものですが、参考にする数字として適切だと思います。
- iPhone6s 6s Plus:2015年発売→5年後は2020年で今年?
- iPhoneSE:2016年発売→5年後は2021年?
- iPhone7 7 Plus:2016年発売→5年後は2021年?
- iPhone8 8 Plus:2017年発売→5年後は2022年?
- iPhoneX:2017年発売→5年後は2022年?
- iPhoneXR:2018年発売→5年後は2023年?
- iPhoneXS XS Max: 2018年発売→5年後は2023年?
- iPhone11 11 Pro 11 Pro Max:2019年発売→5年後は2024年?
こちらの図でもわかるように、もし買い替えをするなら今iPhone6以前を利用している人、iPhone6SやSE、iPhone7ですね。
※あくまでも目安としての年数です
iPhoneの寿命って何?
「iPhone寿命」を考えるポイントは3つあります。アップル公式は「3年間」がひとつの区切りとしていますが、実際に製品としてまったく使えなくなるわけではありません。
- iPhone本体のOSサポート
- よく使うアプリの対応状況
- バッテリーの劣化
視点としては3つですね。
OS、アプリ、バッテリー。
iPhoneのOSサポート
この1つ目のOSというのは、iPhoneのコンピュータ自体のシステムです。
iPhoneのシステムは「iOS(アイオーエス)」といい、新しいバージョンになるほど機能やデザインが刷新されていきます。
同時に最新のセキュリティにも対応していくので、古いOSを使っているのはリスクになるというわけです。
2020年1月の最新OSは「iOS13」です。この13になったのは2019年10月3日でした。
この「iOS13」に対応したのはiPhone6S以降になり、iPhone6以前のものは対応していません。
最新のiOSに対応しなくなることを「寿命」と表現することもできますので、iPhone6の発売が2014年というところを見ると、iPhone6の寿命は発売から5年だったということになります。
最新のOSに対応していなくても電話としては使えますが、アプリなどがどんどん使えなくなっていくので買い替え時!ということになりますね。
よく比較されるGoogleのAndroidスマートフォンとは、寿命の点で違いがあります。Androidスマートフォンは割とシステムの寿命が短いので、5年も第一線で使えないのが現状で、それでiPhoneを選ぶ人が多いのです。AndroidからiPhoneに戻ってくる人も多いですね。
アプリのサポート
次にアプリです。アプリは誰でも出すことができるので、世界中で開発が行われています。
ですが最新のiOSにどんどん対応していかないといけないのでこれもシステム同様、古いものは切り捨てられていきます。
自分が使いたいアプリが使えないiPhoneを、ずっと使い続ける理由はありませんよね?
iOSのバージョンアップとアプリは連動しているのです。
バッテリー電源
次にバッテリー寿命です。iPhoneみたいに常にONになっている家電というのはなかなか類を見ませんよね。
電池は劣化するものなので、充電を繰り返すことで消耗していきます。
変な形に電池が膨らんでいるiPhoneを見たことがありませんか?
電気が通らなかったり、正常に通電しなければiPhoneとして使えませんし、電池の持つ熱が本体のコンピュータの寿命も縮めてしまいます。
バッテリーは大事に使いましょう。
挙動として急に電源が落ちたり、アプリがフリーズしたり、物理的に膨張してきたり、充電をつないでも充電されないという状態だと、電池自体の寿命がきている可能性が高いです。
充電機器の問題もありますね。iPhoneはどんどんコネクタが変わっていく端末で、前の機種のコネクタとは違うコネクタになったり、2020年に発売されるiPhoneはコネクタ自体もない!という噂があります。
新しいiPhoneにする意義
新しいiPhoneにする意義について解説します。
iPhoneはどんどん新しい機能が追加され、ゲームの新技術やApple Pay機能などが増えていきます。
たとえばApple PayはiPhone7以降(国内販売品限定)に使えるようになりました。
iPhone端末本体に機能がないと使えないですからね。そういう意味でいうと、iPhone11以降の「広角カメラ」や「ナイトモード」は、とても高評価されています。
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iPhone購入の選択肢
iPhoneからiPhoneに機種変更・買い替えを行う時には、いろいろと選択肢があります。
- 格安SIMにMNP
- 他キャリアにMNP
- オンラインショップで機種変更
2020年も話題豊富な格安SIM
まずは、格安SIMですね。2020年には通信キャリアがドコモ・au・ソフトバンクの3社しかいなかった状況に変化がうまれています。
楽天の参入や、格安SIM会社ですね。特に格安SIMにするとパフォーマンスは低下しますが、特に困らない形で節約につながります。(ざっくり考えて月の支払いが数千円下がる)
同じ番号のまま他会社に変更できるMNPの仕組みを使って機種変更するのがおすすめです。
他キャリアへのMNP
安定して使える通信キャリアということで、格安SIMよりもドコモ・au・ソフトバンクじゃないと嫌だという人も多いです。
サービスが手厚かったり、格安SIMよりも安定している点に「やっぱり高いお金を払う価値がある」と感じている人も多いということです。
ソフトバンクだとヤフー系が、ドコモだとAmazonで有益になるお得なサービスもありますし、2020年は既存のお客さんに対してどのようにサービスを展開していくか見ものかもしれません。
オンラインショップで機種変更
機種変更でおすすめなのが、キャリアのオンラインショップですね。
理由は「事務手数料が安くなる」ということです。iPhoneなんてどんな情報でもちょっと検索したら出てくること、実際の受け取りを店頭にしたらSIM入れ替えやってもらえるので、少しでも安くしたい場合は機種変更をオンラインショップで行うことをおすすめします。
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まとめ
- 「iPhoneそれぞれの寿命」は何年なの?発売から5年・バッテリーは3年
- 最大5年なら2020年にはiPhone6SやSE、iPhone7は買い替えタイミング
- 機種変更の方法は格安SIM・MNP・オンラインショップなど複数ある