iPhoneで撮った写真がなんだかぼんやりしていたり、ゴミのようなものが写りこんでいたり・・・。
こんな経験はありませんか?
今回はそんなときの原因や必要な「iPhoneカメラのレンズの曇りや汚れへの対処法」を調べてまとめました!
iPhone写真に違和感!まずはレンズをチェック!
iPhone写真がいつものような鮮明な写りじゃないと感じたら、まずレンズを確認してみましょう!
レンズが背面に位置しているため、どうしても手垢や指紋がつきやすくなっています。また、ハンドクリームや薬などの油分が付着してしまっていることもあります。
レンズが汚れていた場合には、柔らかい布等で拭きましょう。iPhone用のクリーニングクロスがあると良いですが、メガネを持っている人は、よくあるメガネ拭きでも代用できます。
レンズの外側が汚れていなかった場合には、内部が原因ですので以下をご覧ください。
iPhone写真が白く曇ってしまう原因と対処法
iPhone写真が白く曇っていたり、ぼんやりした写りだったり。これらの症状は、レンズ内部に水滴がついていることが原因と考えられます。
水滴がついてしまう状況としては以下のようなことが考えられます。
- お風呂に持ち込んで長いこと使っていた
- トイレや水たまりに落としてしまった
- 雨や雪に長いこと当ててしまった
- 寒いところに長時間置いていたiPhoneを暖かいところに移動させた(急激な温度変化があった)
どうですか?iPhoneを上記のリストのように使用したことはありませんか?
はっきり鮮明な写真を撮れるようにするには、この内部の水滴を取り除く必要があります。
このとき、絶対にやってはいけない対処法があります。
それは早く水滴を取り除こうとしてドライヤーでiPhoneに熱風を当てることです。内部基盤がショートする可能性がありますので、この方法は絶対にNGです。以下が安全にレンズ内の水滴を取り除く方法です。
おすすめの乾燥方法「ジップロック&シリカゲル」
- ジップロックなどの密閉袋を用意
- シリカゲルなどの乾燥剤を用意
- iPhoneを一緒に入れて放置する
水滴を取り除くおすすめの乾燥方法は「ジップロック&シリカゲル」です。放置する時間は短くても半日、できれば1日です。
iPhoneはジップロックの上からでも操作できますので、不便ではありますができるだけ長い時間入れておきましょう。
これでレンズ内の水滴を蒸発させることができます。
iPhone写真にゴミや埃が写ってしまう原因と対処法
レンズを拭いても写真に黒い点や糸くずなどが写る場合があります。これはレンズ内部にゴミが入っているためです。
iPhone5やiPhoneXでレンズ内部にゴミが入る現象が多く報告されているようです。
どうやらiPhoneの構造上、ゴミが入りやすい機種が存在するようですね。このレンズ内部のゴミ、以下の条件下であればApple側で無料で綺麗にしてもらえます。
- 保証期間内(購入から1年以内)である
- 水濡れやひび割れがない
- AppleCareに入っている
お近くにアップルのGenius Barがある方はそちらを予約してiPhoneを持っていきましょう。
Genius Barが近くにないという方は、携帯ショップやアップルの正規代理店となっているカメラのキタムラやビッグカメラに行くと良いでしょう。行く前にバックアップを取るのをおすすめします。
あと絶対に自分で分解しようとしないでください。
AppleCareの保証は、分解した時点で消えてしまいます。
どうしても曇りやゴミがとれないときはどうしたらいい?
自分で対処法を色々と試してみたけど曇りやゴミがとれない!という場合は、Genius Barや携帯ショップに持っていくしかありません。
Genius Barとは?
いわゆるAppleが運営するカスタマーサポートセンター。日本国内のストア一覧にApple Storeのリストが載っていますので、お近くの店舗を探しましょう。2017年冬現在、銀座、仙台、表参道、名古屋、福岡、心斎橋に店舗があります。
先述したように、保証期間内かつ故意的・過失的でない場合は無償ですが、保証期間を過ぎていたり、水濡れやひび割れ等が認められた場合には有償修理・交換となります。
機種やAppleCareに加入しているかどうかで料金が変わってきますので、一度持って行ってみましょう。
通常より安く、早く済ませたいという方は町の非正規店を利用するのも良いですね。非正規店を利用した場合はAppleCareの保証がはずれますので注意が必要です。
まとめ
- iPhoneカメラのレンズ汚れ(外側)はクリーニングクロス等で拭きとる
- レンズ内部に水滴がついたときはジップロックに乾燥剤と共に入れ水分を蒸発させる
- レンズ内部にゴミが入ったときはジーニアスバーのあるアップルストアや代理店で無償修理・交換可能(条件あり)
- 非正規店の利用や自分での分解は保証が消えてしまう形になる
iPhoneのなかで電話やアプリに次いで、もっとも利用する機能が「iPhoneカメラ」でしょう。
学校の授業のノートのかわりや、SNS、レシート・領収書の撮影、旅行や観光の思い出の写真、日々の赤ちゃんやペットの成長の記録、アート写真。
iPhoneカメラは実に、様々な用途で使われるようになりました。
iPhoneカメラが使えないと、iPhoneを持っていてもなんだか物足りないですよね。
AppleCare保証期間内であれば無償で修理・交換できるようなので、保証期間が切れる前に一度自分のiPhoneカメラをチェックしてみましょう!