iPhoneでウェブサイトやアプリ内からボタンで「☎電話」をかけようとすると、警告がでるようになったことはありませんか?
文言は「このWebサイトから自動的に電話をかけることは禁止されています(Safari)」といった文言です。
結論をいうとこの文言は気にしないで「許可」を選択し、電話をかけてOKです。iPhoneの仕様のようですね。
要約ポイント
- iPhoneで電話をかけようとすると「このWebサイトから自動的に電話をかけることは禁止されています(Safari)」と表示される問題
- 原因:iPhoneのブラウザの仕様
- もっと認知度が広がれば問題ないのですが、事業を行っている人はページ内に解説を入れておくといいですね
iPhoneから電話をかけられないエラー
iPhoneで電話をかけようとすると「このWebサイトから自動的に電話をかけることは禁止されています(Safari)」と表示される問題の解説をしていきます。
今確認したのは下記のふたつです。
- Safari
- グーグルクローム
- Firefox:確認できず
iPhoneSafariのアラート通知
iPhoneSafariのアラート通知「通話を許可」を押すと電話をかけることができるようになる。
グーグルクロームのアラート通知
「許可」を押すと電話がかけられるようになる。
挙動と原因の解説
じつはこのiPhoneから電話をかけられないエラー、iPhoneがたとえばポケット内で勝手に発信されるのを防ぐための「ご動作防止」のための機能なのです。
というのも、インターネットなどで電話番号をタップするとカンタンに電話をかけることができるのはみなさんもご存知だと思いますが、最近の仕様で「数回電話番号をタップするとそのページでロックが掛かる」という形になっています。
つまり、1回2回だとエラーは出ないでそのまま電話をかけることとができるんですよね。
その代わり電話をかけないのに電話をかけるアクションを何回もすることで「これはきっと間違いで電話をかけようとしているのではないか?」と判断するんですね。
だから一旦ほんとうに電話をかけようとしているのか確認でアラートがでるということです。
iPhoneはセンサーの塊ですが、そういう細かいところに配慮した機能がつくのはさすがです。
・・・ですが、事業やサービスを行っている側としては困っちゃいますね。
アラートを消す方法
「このWebサイトから自動的に電話をかけることは禁止されています(Safari)」のアラートを完全に消す方法はありません。
iPhoneが「持ち主」のために焼いているおせっかい機能なので、ウェブサイトやブログを運営している人側ではどうにもならないんです。
ただ、いちどそのブラウザのタブを閉じて別のタブで再度ひらくと、アラートは出ないようになります。
再読み込みだと再度アラートが出るようですね。
このアラートはいちど開いたページで3回以上電話をかけようとすることで発動するようです。
なので他のタブでひらくとゼロに戻るわけです。
対策
もし、スマホやiPhoneでお電話しようとしたときこのエラーがでたらこういうことですよ、といった注意書きをページに添えておくといいかもしれませんね。
こういうiPhoneの細かい挙動をまったく知らない人のほうが多いと思いますし、この警告が出ることで「このサイト・アプリは危険」と思われてしまっては元も子もありません。
もっと認知度が広がれば問題ないのですが、事業を行っている人はページ内に解説を入れておくといいですね。
まとめ
- iPhoneで電話をかけようとすると「このWebサイトから自動的に電話をかけることは禁止されています(Safari)」と表示される問題
- 原因:iPhoneのブラウザの仕様
- もっと認知度が広がれば問題ないのですが、事業を行っている人はページ内に解説を入れておくといいですね