ツイッターやインスタグラムなど、多くの人が毎日SNSでいろいろな写真や情報をインターネットにアップしていますよね。
その中には「危険性」の高いものもあります。
北川景子さん主演の「スマホを落としただけなのに」という映画も、iPhoneやAndroidスマートフォン=プライバシー情報の塊であることを強く打ち出しています。
今回は「iPhoneでスクリーンショットを撮る・シェアする時の注意」について確認してみましょう。
要点ポイント
- 場所に関する情報に注意する
- 人に関する情報に注意する
- 文字に関する情報に注意する
大まかに分けて、場所・人・文字という3つの情報がiPhoneには積み込まれています。
スクリーンショットでシェアする場合はこの3つに注意しましょう。
メモ
スクリーンショットとは、iPhoneのディスプレイ画面に映っている情報をそのまま画像にしてカメラロールに保存する機能です。
とても手軽にできるので、そのままSNSにシェアされることがとても多くなりました。
場所に関する情報に注意する
限られた人しか見ることのできないLINEとは違い、ツイッターだと悪意のある誰かも「シェアした画像」をみることができます。
特に、学生・女性・子供の場合、アカウント名を本人特定しやすいような名前にしていたり、住所が特定しやすい書き方をしている場合があります。
場所に関する情報というのは、単純に地名だけではありません。
そのエリアにしかないお店の名前だったり、よく行くカフェのメニューだったり、生活圏を特定することができる情報は意外と多いです。
また、iPhoneをはじめ端末でSNSシェアをする際、GPS機能で自動で取得されている「位置情報」も掲載されてしまうことがあります。
機種変更をしたばかりでプライバシー設定がリセットされていたり、初めて使ったSNSで位置情報をオフにするのを忘れていたりと「意図しない事故」はいつでも発生します。
いちどネットにあげてしまったものを完全に消去するのはとても難しいことが多いため、画面表示には注意しましょう。
人に関する情報に注意する
場所に関する情報に近いですが、人に関する情報です。
普段自分の名前を見慣れているせいでスクショ→ネット共有した画像のなかに名字やアルファベットの読み仮名などが紛れていても見慣れすぎていて気づかないというケースです。
例えば買物をいつも「Amazon」アプリでしている人は多いでしょう。
変わった商品や可愛いものを見つけた時、ついついスクリーンショットで「これいいなー」とツイートしてしまうことがあるでしょう。
その前に数秒立ち止まって画像を確認してください。
「●●●にお届け」というメッセージがあることに気づくでしょうか。
このままシェアしてしまっては居住エリアや名前がバレバレになってしまいますね。
文字に関する情報に注意する
最後のポイントは「文字」に関する情報です。
文字と言っても見当がつかない?ですよね。
先程そのエリアにしかないお店の名前だったり、よく行くカフェのメニューだったり、生活圏を特定することができる情報は意外と多いですという話になりました。
たとえば大学の「学科の名前」や「ユニークな講義」の名前で「通っている大学」がバレてしまったりします。
それが写真・キャプチャ画像に写り込んでいるときしらずに漏れてしまうよくあるケースですね。
友達の情報
もうひとつ、注意しておきたいのが「友達の情報」です。
飲み会や旅行など、一緒に同行している友達が「自分をタグ付け」してSNSにアップしていたりすることも多いですので気をつけましょう。
「都内の港区に住んでいる女子大生の●●です!」みたいに、友達のSNS情報流出への関心レベルが異なると、意図しない情報が漏れてしまうことになります。
注意したいですね。
まとめ
- 場所に関する情報に注意する
- 人に関する情報に注意する
- 文字に関する情報に注意する