ポケットや、スーツ、鞄の中で勝手にSiriが起動してしまって恥ずかしい思いをした。
そんな経験はありませんか?ここではホームボタンの長押し機能を無効にする方法を紹介していきます。

ポイント要約
- iPhoneホームボタンの長押し機能でSiriが起動
- 勝手にSiriが起動して困ることがある
- 機能を無効化する設定をして安全にする

iPhoneホームボタンの長押し機能を無効にする方法
勝手に起動して困ること
電車の中や会議中に「すみません、よくわかりません」と勝手にSiriが喋りはじめ、恥ずかしい思いをしたことはありませんか?
ロック中の起動を停止させていないと、勝手にSiriが起動したり、勝手に電話をかけてしまうなどの不都合が生じます。
Siriや音声コントロールを使わないという方は、ホームボタンの長押し機能を無効にしてしまうのが良いでしょう。
iPhoneのホームボタン長押しの機能を無効にする方法
今まではホームボタンの長押し機能を無効にできませんでしたが、2016年12月にリリースされたios10.2でこの機能を無効にできるようになりました。
※ただし、ios10.2に対応できるのはiPhone5以降の機種です。
それ以前の機種は対応しておりません。
以下、ホームボタンを無効にする方法です。
まず設定アプリの『一般』をタップします。(アプリを開いて最初の画面の下のほうです。)
次にアクセシビリティ(中央よりやや下)をタップ。
次にホームボタン(下にスクロールして2ページ目くらい)をタップ。
次に『押したままにして話す』の項目(画面中央)で『オフ』を選択します。
これでホームボタンの長押し機能が無効になります。
iOS10.2に対応していない機種でホームボタンを無効にする方法
iOS10.2に対応していないiPhone5以前の機種では、ホームボタン長押しの機能を完全に無効にすることができません。
iPhone5以前の機種をお使いの方で、ポケットや鞄の中で、Siriまたは音声コントロールが勝手に起動して困っているという場合、Siriをオンにして、音声コントロールを無効化。
そしてロック中の画面でのSiri起動を停止させることで、誤動作をなくすことができます。
iPhone5以前の機種でホームボタンの誤動作を防ぐ方法
まず、設定アプリの一般をタップし、アクセシビリティを選択します。(画面中央より少し下です。)
次にホームボタンをタップし(スクロールして2枚目にあります。)『押したままにして話す』項目の『Siri』を選択します。
次に、一度設定アプリの最初の画面まで戻り、Touch IDとパスコードを選択します。(スクロールして2枚目にあります。)
パスコードを入力し、『ロック中にアクセスを許可』のSiriをオフにします。(パスコードを設定していない場合、パスコードをオンにするから設定が可能です。)
この設定をすることでロック中にホームボタンを長押ししても何も起動しなくなりますので、ios10.2に対応していない機種でも誤作動を防ぐことができます。
Siriと音声コントロールの違い
SIriと音声コントロールはどちらもiPhoneに搭載されている音声認識によるアシスタント機能です。
ただし、Siriはオンライン上の情報を参照、一方で音声コントロールはiPhone端末の中にある情報のみを参照します。
そのため、音声コントロールはSiriに比べると、認識できる言葉や、検索できる情報が限られています。
また、音声コントロールは電話と音楽の機能に関することしかできません。
まとめ
- iPhoneが誤動作するときはホームボタンを無効化する
- ios10.2からホームボタンの無効化ができるようになった
- iPhone5以前の機種はホームボタン無効化ができないので、Siri→オン、ロック中→Siriオフに設定する
iPhoneユーザーが外出先でSiriを利用するのはたったの3%というデータがあるそうです。
使う機会がほとんどないのであれば、勝手に起動して恥ずかしい思いをする前に無効化してしまいましょう。